長野県でも3月に入り、花粉の飛ぶ量が増えてきました。2021/03/31からの数日は「非常に多い」飛散予報が出ています。
アレルギー性鼻炎は、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりが3大症状です。花粉症の場合は、目の症状があることが多いです。その他に、のどや皮膚のかゆみなどの症状が現れることがあります。
日本アレルギー学会が運営するサイトに、アレルギーポータルがあります。
その中で紹介されている、アレルギー性鼻炎ガイド 2021年版では、詳しくまとめられた説明を見ることができますが、そこには「アレルギー性鼻炎は、完全に治すことがなかなかむずかしい病気です。したがって、長いつきあいになることが多いことから、自分の病気をよく知って、治療についても納得したうえで受けることが大切です。医師と共同で治療にあたる心構えが必要となり、二人三脚の共同診療者ということになります」と書かれています。
当院でも、薬の飲む回数や、飲みやすい薬の形など、お子さんひとりひとりと相談し、治療方針を決めていくことを大切に考えております。
小児科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医として、アレルギー性鼻炎のみならず、乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの診療に積極的に取り組んでおります。