すがわら小児クリニック院長の菅原秀典と申します。2020年5月、茅野市ちのに小児科クリニックを開院しました。 私は神奈川県伊勢原市で育ち、偶然にも姉妹都市として交流のある茅野市で開院することにご縁を感じます。 高校を卒業した後、文化人類学のゼミで学んだことは、すべての文化に優劣はなく、平等に尊重されるべきという考え方でした。 このことは今でも根強く自分の考え方に影響を及ぼしています。 医師免許を取得した後は、数年ごとに病院を異動してきました。 さまざまな患者さんや他の先生方、医療スタッフと出会うことができ、医療者、小児科医として大切な多くのことを教えて頂き、育ててくださいました。 今の私自身の貴重な至宝の経験となっています。 職業としての小児科医の魅力は、一見弱々しくみえる子どもが、実は力強く、誰も止めることのできない成長をみずからの力で遂げていく、その姿を間近に見ることが出来ることです。 この度、同じ場所で長く診療しつづけたいという思いで、小児科クリニックの開院を決めました(決めさせていただきました)。 赤ちゃんの時に診察室ではじめて会った子が、歩き、話し、小学生中学生と成育し、いつの日か親としてわが子を連れてきてくれる夢を結べたら幸甚の至りです。


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